【猫と暮らす】おっとりオリオン&ツンデレえびす

2匹の子猫と暮らして1年。猫初心者30歳サラリーマンの生活記録。

【猫日記】愛猫紹介(オリオン編)

今日は愛猫のオリオンを紹介する。

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オリオン

由来はオリオンビール。飼い主夫婦がビール好きのためである。通称おーちゃん。

長くて立派な毛並みを持ち、気高い雰囲気を漂わせる。初対面時は青色のキレイな瞳をしていたが、徐々に黄色に変化した。

猫なのにタヌキに似ている。コウモリや悪魔にも見えてくる。まあでも、その中だと断トツでタヌキっぽいけれど。

おっとりとした性格で、警戒心が普段はあまり無い。人見知りしない。実家から親が訪ねて来た時にちゃんと顔を見せるし、電気工事の人がお仕事を止めないといけない程にずんずん近づいていく。

猫なのに運動神経が無い。鈍臭い。よく高いところから滑り落ちていく姿が見られる。

タヌキ顔のおっとりオリオンをどうぞよろしく。

【猫日記】えびすとの出会い

新居入居前にもう一度隣人さんに会うことになった。

マンションでは隣人同士の付き合いが希薄と聞いていたのだが。そんなのはデマだったのかもしれない。

今回愛猫オリオンに再会できる喜びに加え、もう一つの楽しみがあった。

実はもう一匹猫を貰えることになっていたのだ。猫を飼うなら2匹飼いたいとお隣さんに話したら、とっておきの子を紹介してくれるというのだ。

意外だったのだが、猫種によるが、猫は2匹を同時に飼うほうが寧ろ育てやすいらしく、隣人さんも強く2匹飼いを推奨していたから、すんなりこんな状況になった。

さてさて、いよいよご対面。

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かわいいいいいいいいいい。
また心を奪われてしまった。

小さな身体だけど、はっきりとした瞳でこちらを見つめてくる。オリオンとは違って少し警戒心が強いのか、心細そうな感じがした。

探していたグレー色のキレイな毛並みの美猫で完全に一目惚れしてしまったので、オリオンの相棒として迎え入れることを即決した。

新生活が待ち遠しくてしょうがない。

【猫日記】オリオンとの出会い

私が愛猫のオリオンと出会った時のお話。


約1年前のこと。

念願の購入したマンションにやってきた。今日は、1ヶ月後に入居する予定の部屋のご近所さん宅に挨拶周りをする日なのだ。

 

マンションに越してくる理由は、紛れもなく猫を飼うため。

 

妻は幼少期に実家で犬を飼っていたことがあるらしく、「今度は猫を。」との思いから飼うことに決めていたのだった。

 

正直最初は猫を飼うことにそこまで乗り気ではなかった。世話が大変でフットワークが重くなる印象があったからである。大好きな旅行もなかなかできなくなる、帰省も簡単にはしにくくなる、ふんだんにお金がかかる、そんなイメージしかなかった。

 

私が幼少期に飼ったペットと言えば、せいぜいカブトムシや金魚やザリガニくらいなので、残念ながら今でも詳細を覚えているほどには思い入れはなかった。まさか今後の人生で哺乳類を飼うことになるとは全く発想していなかった。

 

飼うといっても当然急いでいるわけではない。ペットを飼うのに急ぐも何もない。新生活に落ち着いた頃にいつか、、、と考えていたが、その計画が見事に崩される事になる。

 

ピンポーン

 

お隣さん宅のドアが開き、奥様が顔を出した。優しそうなご婦人である。よかった。盛り上がった世間話も終盤となり、ここに越して来た理由を話すと、「猫あげようか?」と言われた。呆然としてしまったが、暫くしてからどうやらそのご婦人はとある保護猫ボランティアの会長だということを理解した。そしてドアから姿を消し、暫くしてからこんもりしたブランケットを抱えて戻って来た。

encounter

オリオンとの出会い



かわいいいいいいいいいいいいいいいいい。

 

これがオリオンとの出会いだった。毛むくじゃらでちっこくて、なんとも綺麗な青い瞳を持っていた。何やらどこか遠くを見つめていた。その姿に一瞬で惹かれてしまった。人間に一目惚れすることはこれまで一度もなかったが、そうなる人の気持ちがこれでやっと分かった。そして、その直後にはこの子を引き取ることを決めていた。

 

ちょっと安易すぎるのではとも思ったが、どうせ飼おうと思っていたところだったので全く問題ないと何度も言い聞かせた。

 

そして1ヶ月後の再会を夢見て、古びた社宅に帰還した。これから1ヶ月間、やることが目白押しである。

 

1匹の猫に人生が狂わされはじめた日、まさにそんな1日のお話。